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僕達が出したセレクションは 曖昧なOver pains day

モザイクが一番怖かった

以下、関ジャニ∞ 十五祭 7/20名古屋2日目公演のネタバレを含みます。



 去年のツアーが6人になってすぐで、何とか穴を埋めて頑張ってます感あってオタクとしても頑張って見てたんだけど、それからももう一年、本当に私もすばるロスなんて言ってらんねーなってある種自分に喝を入れる、現実を受け止めるためにもツアー発表前から行こうと思ってた。
 いざ実際ツアー行ったら、グッズもロゴも赤が消えてるどころかピンクもあって8色で、なーんだ目を覚まして見るべき『現実』なんてないじゃん!って笑えてしまった。

 目を覚まして見るべき『現実』は、「関ジャニ∞は6人である」ことだと思ってた。けど、エイトがツアーで見せてくれたのは、「今は6人だけど、7人でもあり、8人でもあった」っていう『事実』だった。
 OP映像のエイトの歴史アニメーションで、47都道府県ツアーとか五大ドームツアーとかをしたことと同じように、内とすばるがそれぞれ去っていったことを描いてて、なかったことにされなかったことが一番救われた気がした。
 結局、今まであったものをなかったことにしなきゃいけない、何ならタブーみたく触れないようにしなきゃいけない、ってのが一番辛かったのかもしれない。忘れなきゃいけないことが。
 全部忘れなくていい。今までがあって、今があるからって、間違いじゃなかったって、過去を肯定してくれたのが良かった。

 今まであった色がなくなったり、いなくなった人の映像がカットされたりモザイクかけられたりして、過去を消したり加工したりしなきゃいけないと思いつつできないのがつらくて、テレビや雑誌では綺麗にカットされてるのを見てしんどくなったり。
 私がエイトのオタクになったときはもうメンバーは7人だったけど、今の6人であることを受け入れることはすなわち7人であることを忘れなければいけない、7人のオタクである自分を6人のオタクに変えなければいけないんだと思っていた。
 アンコールで過去曲いっぱいメドレーして過去のMVがいっぱい流れて、そういう不在メンバーの作為的なカット・モザイクが一切なくて、エイトの過去と、ついでにオタクとして追っていた今までの自分も、丸ごと肯定されたように感じた。

 過去を肯定しつつ、そして今どうするか、というエイトの歴史で言うところの『現代史』を語る、6人になってからの劇中映像、からの「ここに」で、ストンと飲み込めた。『現代史』映像の回顧のスタートがすばる最後の関ジャムセッション、というのがまた印象的だった。やっぱりここからなんだ、って。ここを節目にしてしまうの、あのショックから抜け出せてないオタクだけじゃないんだ、って。
 あのショックを引きずり続けてる自分、ダメなオタクだな…って後ろめたく感じてたけど、なーんだやっぱ忘れらんねーよな!ってちょっと安心した。
 ひとつのうたの、「惹かれたのは ここにある熱いモノが 似ているから きっとそうだろう?」。最初から、ただそれだけだったんだなって。それだけは全然変わっちゃいなかった。


っていうのが感情的な総括。
以外それ以外の感想


 今回バチボコに踊っててめちゃくちゃ良かった!!平年より明らかに多めにダンス曲やってない!?!?ってびっくりしたと思ったら終盤がっつりバンドでTokyoholicと勝手に仕上がれで叫べるし一石何鳥????
 2曲目ズッコケ男道が原点に帰ってて、めっちゃジャニーズだ!!!って感動した。あらゆるアレンジのズッコケ男道を見てきたからこそのオリジナルのダンス版を久々に見れて、もう、この、これだよこれ!!!これを求めてた!!!衣装も昔のあの柄をリアレンジした柄でサイコー。
 アコースティックコーナーもさては味をしめたな?って感じで今回もやってくれて嬉しい。セトリに緩急もつくし。あとstreet bluesが生で聴けてよかった。
 ユニ曲コーナーもまためちゃくちゃ良かったな………ヤンマーのアイスクリームがチョコモナカジャンボとバニラモナカジャンボになるとはまさか曲が出た時には思わなかった…もうこれがCMでいいです。ツアー後名駅前のセブンイレブンでオタクがモナカジャンボ買ってるの見て笑っちゃった。わかる!!!!!!!!!
 アイスクリームは発売とツアーリアタイしてたから懐かしい!ってなったけど、2人の花とはにかみオブリガードは生で見れるとは思ってなかった。しかもこのユニ曲コーナーの前が映像企画で、映像で倉子丸子の罵り合いを見てからこの2人の花どういう気持ちで見ればいいの!?!?って動揺した。もう…もうこの落差!!!好き!!!
 はにかみオブリガード、まじ全部のせすぎてやばい、ピアノとトランペットのセッションから最終的にダンスになるの、この技の多さ………。アレンジが大人っぽくなっててまた良い。いや改めて歌詞見るとほんと強いわ。2人して前しか見ないんだもんな………。
 OP映像でも「楽器曲解放」と称されてたLIFE、液晶の映像で過去ライブのLIFE映像が流れてて良かったな。LIFE、どのライブでもだいたいレギュラーメンバーだから映像もまた多い。Cメロ大倉パート、どの映像でも大倉が映ってるから今までのいろんな大倉が次々と映って、ああ、いろいろあったなって感慨深くなってしまった。
 今年の映像企画、エイトレンジャー(横峯・錦野・安原)とキャンジャニ(丸子・村子・倉子)の王様ゲームでマジ何だこれオタクの二次創作か??????ってなったわ。派生キャラコラボとかオタクが二次創作でよくやるやつやん。ていうかアラサー男とJKの王様ゲーム、事案では…??いやもしかして倉子はこうやって夜な夜な接待を…??名古屋2日目は「安原と倉子がタガメの両端を咥えてツーショ」だった。タガメの登場で会場沸いてたけど私はMSSPがタガメ食ってたからあっタガメですね…くらいの反応しかできなかった…カブトムシムシャムシャ!
 あと映像といえばBoN前の映像、拳銃構えてるパーカーのフード被って顔が真っ黒で見えない男、不気味がるべきポイントなんだろうけどあれこれshu3じゃね!?!?!?ナポ男のファンアートでよく見る!!!!!!って笑いそうになって必死に笑いを堪えてた。絶対に笑うとこじゃねえ