ThinkLog

僕達が出したセレクションは 曖昧なOver pains day

沼落ちエピローグ (M.S.S Projectに関する諸々感想)

前エントリの続き。
takamuramagan.hatenablog.com
前回冒頭で「このエントリで同志と出会えるとも思ってない」なんていじけたこと書きましたけども、結果としてさまざまな方から反応を頂きました。本当にありがとうございます。
おかげで親切な方に冬ライブのチケットや過去文献を譲っていただく機会を得ることができました。ヤベー!とんでもない勢いで沼に引きずり込まれている気がしてならんぞ!?

ということでちょっととんでもない迅速さで物資が調達されてしまったので、これはやっぱりTwitterでぽろぽろ感想こぼすだけじゃもったいない、ちゃんとブログで思ったことまとめなければ…ということで、このエントリです。
今回提供していただいた資料はこちら!

何と言っても量がすごい!マイクラ動画でのやり取りだとかコンビ解説ファンアートとかを見ていて、直感的に人外組(公式名称はあろえあろえお?)かズットモ(CoD組?)にハマりそうだな〜〜という感じがしていたのでそれに合わせたチョイスにしてもらいました。よく考えたらもっと正攻法の入り口もあったかもわからんな。スペシャル本とかもまだ触れてないです…。
いろいろ読んだり知ったりするとその分いろいろ感じたり考えたりすることも増えるんですけども、とにかくこのエントリはド新規の初見感想だというのを念頭において読んでくれ。たぶん知識不足だとか界隈の歴史を知らない故に抱く疑問だとか印象だとかもかなり含まれていると思いますので。


M.S.S Project 解体新書

M.S.S Project 解体新書

M.S.S Project 解体新書

初っ端からアレだけどこれ書いてる今まだ全然読めてない!とりあえず最後の部分のインタビューは目を通した。えーっうわ、衣装が最高!これはスタイリストに金一封ものでは!?なんだこれは写真が最高…
インタビュー内容は比較的実況寄りな感じ。むしろ実況についてがっつり突っ込んで聞きにいけるところにカドカワンゴパワーを感じる。
あとこれ本文が各動画の解説と名言集になってるからむしろこれを最初に読むべきだったのでは!?(今気づいた) ちょうどマイクラシリーズ一通り見て次に何見ようかな〜と迷ってたところだったからすごくちょうどいい。
解体新書と銘打つだけあってド新規の私には教科書的存在になりそう。


あろまさんぽ 零

あろまさんぽ 零 (ロマンアルバム)

あろまさんぽ 零 (ロマンアルバム)

M.S.S Project special あろまさんぽ 零

M.S.S Project special あろまさんぽ 零

  • あろまほっと
  • パフォーマンスアート
  • ¥1,400
すげーこれ電子版も出てるのか!これが連載されてたTricksterAgeってなんか聞いたことあるようなないような…本屋で見たことあるのかな?徳間書店自体お久しぶりすぎる。昔アニメ雑誌買ってた頃はアニメージュ派だったので…(というかあの頃はアニメージュアニメディアニュータイプぐらいしか無かったような)。徳間といえばアニメか写真集みたいなイメージある。閑話休題
誌面の雰囲気はライフスタイル誌って感じ。グルメのウェイトが低めなHanakoっぽいというか。てか、あの、お顔が写らないショット(後ろ姿とか)は般若面をされていないんですね…!?あろま先生というとやっぱり放火魔とか雷神とかの割と破天荒なイメージが強いので、さんぽされている際の穏やかそうな風貌とのギャップがすごくクセになる…。
本文は主にあろま先生本人がお書きになられているけど、その文章のクセというかテンションがとても心地良いです。
各ページクレジットがないあたり、全編私服なんですかね…???だとしたら個人的に私服の好感度が高すぎる…!P.16、P.54〜65とかが特に好きで…。あとP.53のえおえおさんのコーディネートもめっちゃいい。そしてP.117はもう納得の1ページ!これは満場一致でページ丸々でっかく載せたくなるベストショット!GJ!


ZUTTOMO、ZUTTOMO 2、ZUTTOMO 3

M.S.S Project special ZUTTOMO (ロマンアルバム)

M.S.S Project special ZUTTOMO (ロマンアルバム)

ZUTTOMO 2

ZUTTOMO 2

ZUTTOMO 3

ZUTTOMO 3

ZUTTOMOは実はミレニアルズをアニメイトで買ったときに隣に並べてあったので、姿を見かけてはいたんですよ。巻数が進むほどスタイリッシュになっていっている表紙が気になっていたんですけども、これすげー中身リア恋アプローチがないアイドル雑誌じゃね……???
ロケしたりいろんな衣装着せられたり(全体的に「着せられてる感」がすごい)してるのがすごくドル誌っぽい…。ドル誌は恋人設定とかの疑似恋愛要素があるけど、それ以外の、男の子を放し飼いにして観察してる感じというか、そういう感じがドル誌っぽい…。女がいくつになっても『女子』なように男もいくつになっても『男の子』なんだよ!例えそれが撮影上のカメラマンの指示による仕草だったとしてもそれでもいい。あと動きあるポーズの連写写真が好きなので(コマ間のやりとりを勝手に妄想して楽しむため)それが多いのが楽しい!
オシャレなお洋服を着せてもらう企画が全号通してありますけども、これ見るたびにえおえおさんの顔出しOKラインがマジで分からない。全体像がハッキリ分からなければいいの!?本は課金コンテンツだからいいの!?コンプラどうなってんの!?あろまさんぽもだけど、この究極のチラリズムに翻弄されている気がしてならない。いやいいけど。踊らされてたいけど!チラリズムに激弱いので!いやチラリズムこそ至高だと思ってるから実際見えないくらいがいいのかもしれない。
てか闇の精霊さんめっちゃスタイルよくない?モデルか?
えおえおさんモデル級にスタイル良いんだけど、でもやっぱり派手な服着慣れてないけどとりあえず着てポーズしてるヤケクソ感というか、服が浮いてる感を醸し出してくるところがむしろ良い。あと巻数が上がるほどファッショナブルな髪型になっていくの尊い…たまらないものがある。3とかもう後頭部の仕上がりがプロ級じゃないですかあれ!?あの後頭部の今風なフォルム!2の時点でふわっふわなパーマ当ててることにフフッてわろてたら3でバリクソイケメンヘアになっててあまりの進化具合に思わず引きつり笑いした。
対してFBさんは巻ごとにサイズダウンしているのが明確に分かる。すごい…!
マジで他人の体重増減に鈍感すぎる私にも分かるレベルでスマートになってる。
あと眉毛フェチ的にFBさんの眉毛が年々マイルドになっていることにも注目したいです。あとFBさん、3のロケ先で購入し着用されていたオフホワイトのパーカーが似合っていたのでもしかして白トップスは似合うのでは?3の表紙でも上着白ですし。


M.S.S Project 〜光と闇のファンタジア〜 FINAL at 日本武道館DVD

www.ffb.tokyo
メインディッシュですよ奥さん!!!!!来ましたよ!!!!!
ええ、前々から、というかそれこそPhantasiaのクロスフェードのコメントで武道館が〜っていうのを見てて、知ってはいたんですよ。つべでトレーラーも見てましたし。てかつべのトレーラーの時点でやばそうだなー、これは是非見なければなーという感じはしてた。


まずはDISC2の音楽パートを見ました。


マジで人外組シンメすぎない!?!?!?!?マジで!?!?三度の飯よりシンメが好きなオタクなのでもう序盤で陥落ですよ!!というか正直完全に気を抜いていた。再生前の前情報として、FBさんときっくんさんが楽器、あろまさんとえおえおさんがパフォーマンス、というのは聞いていたんですよ。聞いてたんですけども百聞は一見に如かずとはまさにこのことか??何が一番シンメたらしめているかと言われたらそれはやはりコンビネーションダンスなどの演出ですけども、何より惹かれるのは体格差、サイズ感かもしれないです。衣装がまず対称的でそれぞれ似合ってるの、体型ごとに似合う服の形ってあるんですけどもそれがそれぞれ似合う形にして対称になるところにシンメっぽさを感じます。えおえおさんはロングコートに細身のパンツ、あろまさんは短めの丈のベストにゆったりとしたパンツで膝下が締まったシルエット。いや対称的な時点でシンメって呼ぶのはおかしくない?と思われそうだがむしろ対称的だからこそシンメなんですよ!ただそっくりなのは双子ちゃんなので。その対称的な2人が並んで同じことをしていることに萌えます。どちらかがどちらかの引き立て役になるとかそういうことではないんです、性質が違うものが対等に並んでいることこそが良いので!

音楽組に寄るとき手元を映してくれるのがとてもいいですね!エイトやJUMPのバンドコーナーで「手元!もっと手元寄って!」と思ってしまうカメラワークのことが時折あったので、ここだ!ってところでちゃんと寄って見せてくれるところは大満足です。きっくんさんのギター位置やや高めなんですね。竿物の弾く位置って個性が出るので素人観察ですけど見るの好きなんですよね。流行りとかもあるのかな?私自身大して楽器詳しくないんで正しい位置とかは知らないですけど、最近はTOKIOの山口くんがベース位置高めでつい見てしまう。

あと楽器といえば何より初見で驚いたのはメインモニターの下にバックバンド入ってることと、バックバンドの顔抜きカメラがあること。


顔抜きカメラが用意されてたりする時点で明白なんだけど、セット構成からもライティングからも、これ絶対バックバンドも見せる演出ですよね。まずメインモニ下にバックバンドがあること自体衝撃的というか革命的でした。コンサートではそういう構成見たことなかったので。しかし見せる演出であるということはやはりジャニーズでいうバックのJr.のようにバックもバックで映す需要があるんだろうな。バックの存在は前情報で一切得てなかったのでめっちゃびっくりした。
でもこれ、逆にジャニーズのコンサートではバックバンドさんは完全に「黒子」としてメインと切り離されてるんだなーと気付いた。メインの演者と本番中のやり取りを全く見せないわけでもないけど(エイタメの挨拶とかバックバンドの方々と効果音で遊んでたし)、演出としてまるでいないかのように振舞っているんだなと。そこは本当に演出次第でここまで変わるんだなと思った。
…って見てツイートしてたら何人かから反応頂いたんですけど、ここかつて議論があった部分なんですね……へえぇ…外洋から来た身としてはこの演出はすごく特徴的だなと思いました。まぁ界隈によってルールも異なりますし、郷に入れば郷に従わざるを得ないですけども。
バックバンドさんを客演であると捉えればそれなりな演出であるとも取れますね。例えるなら堂本ブラザーズバンドとか星野源のMVみたいな?でもそれならもっと表にバックバンド、というかサポートバンドとお呼びした方がよろしいのだろうか?の皆様をクレジットなりした方がいいのでは?とも思った。うーんやっぱり界隈の人たちからしたらいつもの人たちだから別に書かなくても、ってことなんだろうか?クレジットしないならそれなりな扱いになるべき?というか、うーん何というか…外向きの告知と実際の演出との乖離というかパケ詐欺というか、なんかそういう感じがしてしまったというか…。再生前にいっちょまえにモチベ作ってきてたところもあったので、だったら先に言ってよ!それはそれで気持ち作るから!感はあった。

あと自分やっぱりジャニーズのコンサートに慣れてるのでトロッコ出てきたときちょっとテンション上がりました。うわ超見慣れたやつ出てきた〜!!ウヒョ〜〜!!実家のような安心感!!!トロッコ降りたあと乗り心地の感想を仰っていて思わずニヤニヤしましたよ。わかる。このままムビステ乗ってもらって乗り心地を聞きたいですね!

ロッコといえば、〜Partyで4人トロッコ乗ってアリーナの最前ブロックの後ろに行ってセンステ状態にして歌うところで、メインモニ横のサブモニに歌詞出てないことに気づいてめちゃくちゃ驚いた。マジかよ…!?ジャニーズとかメンステとトロッコの他にバクステ(アリーナ最奥に作るステージ)とかセンステ(アリーナの中央に作るステージ、大抵メンステと繋がる花道がある)とか移動するじゃないですか、それでも歌詞飛ばないようにカンペ用にメインモニター以外の横にあるサブモニターには歌詞字幕が、それこそ歌番組のように出てるんですよ。それ見ればどこのステージにいても歌詞確認できるので。でもそれが無くて、え、この人たちプロンプターなしでここ乗り切るの!?と驚いた。プロンプター自体はメンステのきっくんさんの足元に確認しましたけど、ステージから向かって奥、2、3階席の上とかにカンペ用液晶があった方が観客に顔向けながら歌詞確認できるよなあとか考えたり。でもやっぱりサブモニにリアルタイムで歌詞テロップ出したりするの人件費とかなんとかお金かかるのかもしれん!てかトロッコ前後でほとんど歌詞飛んでないFBさんがむしろすごい。終盤になっても声量落ちないし…どうなってんだ…??


お顔アップになったときのきっくんさんの目張りバッチリ感マジテンション上がるんですけどFBさんが中盤あたりまでずっとマシュマロ肌キープしてるのマジでどうなってるんだろう…顔面の発汗量が少なめなのか、優秀なパウダーをお使いになっているのか…。

アルバム聴いた時点で〜Phantasiaは絶対ライブの終盤にやるやつだな!とイメージしてたので予想が当たりました。最後に総括として良い感じに終わる曲だ〜!
そしてアンコのソロメドレーがとってもいいんですけども…すごいあれ…脳内麻薬ダバダバ状態でウワーッと走り抜ける感じだったのでメドレーで良かった。ソロ曲ってすごくザ・課金コンテンツって感じしません?

で、これを書いている今まだDISC1を見れてない!あとDISC2の副音声もまだ……見たら追記します…。




あと最後にいくつか。
前エントリがかなり拡散されたのでRT先などを確認しに行ったりしていたんですけど、この界隈のファンの皆様ってファンアート描く人めちゃめちゃ多いんだなー!と驚きました。でも逆に絵を描かない大手アルファ(フォロワー4、5ケタくらいでFF比えげつない人たち)ってもしかしていないんだろうか…?と気になってて。ブログで長文綴るのはジャニオタくらい、とはよく言われますけども。あと非公式インフォ垢もないのかな…?ご本人たちが十分なくらい告知してくれるから必要ないのかも。

そして前エントリへのレスについてひとつだけ。「プロのバンドのような完全体ではなく、歌詞もトチれば音も狂うことがある」とご紹介頂きましたが、それに関しては何といいますか、ある程度想定しております。というか、プロでもミスりますし。
それよりも私は、彼らを評する際「音楽のプロじゃないから」と枕詞に用いることは控えたいです。本業が音楽でないとしても、有料でチケットを発行している以上ステージ上ではベストを尽くすべきですし、何より実力に肩書きのバイアスをかけたくないんです。これは自分の信条というより、エイトが音楽フェスに出演し評価された際「アイドルの割には楽器が上手い」「アイドルなのがもったいない」と言われたことに対する恨みです。
私がMSSPを好きになった理由として、ゲーム実況が面白くて音楽もできる、というマルチさがあります。彼らの略歴を紹介する文において、必ず始まりは「自分たちの音楽を広めるためにゲーム実況を始めた」とあります。音楽面について語る際はそれを自虐的に用いているところを何度かお見かけしておりますが、私はむしろそんな多才なところこそが魅力であると思います。一口で何度も美味しいんですもん。お得すぎます。

あとバックバンドについて教えて頂いた際にバックバンドに社長さんがいらっしゃる事を知ったんですけども、そういえばライブHPに主催・共催クレジットがないことに気づいた…というかクレジット自体興行サイトにない…こ、こんなもんなのか…??ていうかやっぱり何かしらの事務所?に所属してるんだな!?社長がいるってことは何らかの形で会社が存在するはずだよな…?いや活動規模的に何かしらの支援組織があっても全くおかしくないとは思っていたが。今時ユーチューバーも所属会社を上場する時代ですからね。しかしこの人たちについてどんだけ検索かけても肝心の所属先情報が一切出てこないんだが…??社長の名前で検索しても社名らしきものは一切出てこない………えっ…どうなってんだ…??あ、あんまりにも巨大なブラックボックスすぎない…??いや実際社長がどんな人とか今までどう貢献してきたとかそういうのはこの際置いておくとして(後入りの身としてはその辺り追及しようがない)、今後より大規模な興行をやるつもりなら身辺を明白にしてほしい…こわい。やばい。あ〜〜でもこれ以上ここに深入りすると私が消されそう!!こえ〜〜!!私のことは厚切りジェイソンみてーなもんだと思ってくれよ!!!