ThinkLog

僕達が出したセレクションは 曖昧なOver pains day

わくわくバンド「週末」所感

 なんか気づいたら「わくわくフルデイズ」っていうCDを買ってたんすけど、最初こそ陽キャの音楽しんどいっすわ〜wwwとか流し聞いてたのがなんか気づいたら頭の中から離れないんすけどこっわ!

わくわくフルデイズ

わくわくフルデイズ

 「わくわくフルデイズ」のMV見て円盤ポチッた記憶があるんだけど、いざ通して聴くと全体的に明るくてンア〜なるほど〜みたいなとこあったんすよ、しかも入口がタイアップシングルの「シグナル」(iTunesで買った)だったから余計ハァ〜眩しすぎて陰キャにはきついすわ〜って印象が強かったんだけど、でもフレーズが頭に残るから聴いちゃうんだけどな、その残る曲の中でも「週末」が聴けば聴くほど根暗くてじわじわハマる。


ハァ〜〜 根暗い!!!生き返る〜!!!
 歌詞見て思わず深呼吸した。あ〜暗い!サイコー!!!

 歌詞見る前からタイトル週末だけどそんな週末って感じの歌詞か?歌詞の週末要素、金曜日くらいしかなくねえ?てか金曜日は週末じゃなくねえ?って気になってたけどこれ週末ってより終末じゃん?

しゅう‐まつ【終末】

物事が最後に行きつくところ。おわり。しまい。「事件の終末」「世界の終末」

https://kotobank.jp/word/%E7%B5%82%E6%9C%AB-527676

終末って言ってしまうともっとこうこの世の終わり的な壮大なイメージになってしまうけどそうじゃなくて恋の終わりだから週末に終末ってね!ハァ〜!なるほどね!!激重激エモサイコーやん……。

 しかもこれ何が根暗って、自分は平気を装ってるけど嫌われてんじゃないかって疑心暗鬼で、相手の心が離れてる原因は自分なんだろうけどまだ希望は捨て切れてない、なんて未練と他力本願タラタラズルズルなところなんすよ。ワンチャン引き戻すにも思い切ってピリオドを打つにも結局他力本願寺でお前!お前そういうとこだぞ!!
 
 いやまあ実際気持ちは分かるんだけどさ…いや痛いほど分かるからこそ今こうやってブログ書いてんだけどさ…。
 大人になるってこういうことなんだろうな〜って、こうやって早めに現状と行先を読んで相手を引き止めないのが大人なんだけどさ〜いや〜。
 でもそんな聞き分けのあるあっさり感を装おうとしながら結局最後までもうちょっと頑張るか頑張らないかぐるぐるぐるぐる悩んで、結局本当の想いは伝えなくていいのか?ってなってる。
 最後の最後まで、内心これで終わりだろうな、って覚悟しながら「相手を待つ」っていうルーティンは守り続けたのは、僅かな希望に縋って安心したかったからなのか、あくまで決定打はこっちからじゃなかったっていうアリバイを示すためなのか、どっちかは分からないしたぶん本人も両方コミコミなんだろうけど。そういう利己的で無責任なところがまた狡い。ていうかこれを題して週末(=終末)な時点で重いよ!

 歌詞もさることながら曲もいいんすよねこれ。1年前の自分もおんなじこと言ってんだけど「暗い歌詞に明るい曲がついてる」のがめちゃくちゃ好きなんすよ。これもその類で、歌詞については上まででくどくど書いてきたようなジメジメさなんだけど、曲は現場で聴いたらめっちゃノれるんだろうな〜!ってのが良い。トントン、って思わずかかとでリズム取りたくなっちゃうようなノリの良さ。でも2サビ終わりの間奏に向けての落ちてく感じがまた好き。音楽に関しては学がないから本当に感覚的なことしか語れないんだけど!つらい!


 たぶん長くなるだろうからってブログに書いたけど特別中身もなければオチもなかったわ。

休憩がてらに肩肘ついた先が沼だったんだけど私は元気です

takamuramagan.hatenablog.com

 気付いたら思いがけずM.S.S Projectに沼落ちしてから1年ぽいですぜ!マジ!?言われてみたらもうそんな経ったか!?って感じもするし、まあそれくらい経ったかもな、って感じもするな。
 一年前の沼落ちエントリも、当時ジャニーズとジャンル違いすぎてTwitterで呟いていいものか分からず、王様の耳はロバの耳状態でぐるぐるしてたのを吐き出したもので、いや今見返すと正気かコイツ?って感じだな。いや言うてそれまでもその垢でジャニーズ以外のこと散々呟いてただろが!って感じもするが。NACSとか。

 しかしMSSPにハマって一番変わったのは、何より習慣的にYouTubeを見るようになったことかもしれない。今や逆に自担がYouTubeに出るようになったのだが、自分自身の生活環境の変化も相まって「ながら」で動画鑑賞するようになったのは何よりの変化だ。
 逆に現場での勝手は今までのジャニオタ経験とあまり変わらない。強いて言えば知らぬ間にぴあの当確UP券が溜まってたことか。Cloakとかも最初訳わからんかったな。いやCloakは未だに確かめながら使ってる。発券前に席が分かってしまうやべーシステム。

 最初の沼落ちエントリでいちばん心配してた友達づくりも、ゆっくりといろんな人と繋がったりできてて、ぼちぼちいい感じすね。元々一気にいっぱいの人と知り合うのは向いてないし。この前フォロワーさんに「沼落ちブログの人」って紹介されてしばらくツボった。正解でしかない。しかもそれで通じるんだな!すげえ!
 周りがすげー綺麗な絵とかめっちゃ可愛い絵とか描いてる人だらけで、あとあまり繋がってはないけどタグとかで綺麗なレジンとか小物作ってたり小説書いてたりする人もいっぱいいて、とにかく何かしら二次創作するのが当たり前みたいなジャンル、ってのはハマって同志探し始めて割と序盤に気付いたことで、その中で私はただ思ったことをツイートしてたまにブログ書くだけの非生産的なオタクでいいんだろうか、と月イチ以上の頻度で思うんだけど、リプ貰ったり現場でフォロワーさんと会ったりしてブログとかツイートとかを見てますって言ってもらうたび、ああこれでもいいのかな、って思ったりする。それまではてなブログ系ジャニオタ界隈に属していて(この界隈の人口がぼちぼち多い)、事ある毎に文量で殴り合うのが日常茶飯事だったので、思ったことをブログに上げたりツイートしたりするのは何ら特別なことでもない、ただのコミュニケーション手段だと思っていた。いや、思っている今も。思ったことダダ漏れ発信してるだけだから作文ですらないんだよなあ。今これまた思ってること垂れ流してるだけで1000文字超えたしな。

 界隈の数だけルールはあるもので、度々初見ローカルルールに出会っては驚いたりした。そこダメなんだ!?ってのもあるし、そこいいんだ…ってのもあるし。
 本人画像転載厳禁をみんなちゃんと守ってるのすげ〜な、ってのがやっぱり一番の驚きか。ジャニオタそのへんガバガバだからな…(正確にはガバガバなのはTwitterだけなんだが。個人ブログとか昔は画像載せてると削除依頼が来たりしたらしい。今はわからん。もちろんTwitterも許されてるわけじゃない、怒られてないだけだ)。までも逆にMSSPは地方ローカル放送とかの概念がなくていいな…って思うけど。地方ローカルとか地方遅れとかなくて全国どこででもリアルタイムに見れるのってやっぱいいよな。逆に転載する必要性ないもんな。
 あとこの前パジャマ生のときなんかすげえ話題になってた、有料会員コンテンツのレポとかイラストを鍵なしで流すのはいかがか、って議論はそれもダメなの!?ってびっくりしたな。有料コンテンツ流すのはそりゃもちろん言語道断だけど、ネタにするのもダメなのか…。もしかして現場レポが大々的に流れないのもこういう考え方が根底にあるんだろうか…?有料コンテンツに関するツイートがダメってことは円盤の同時鑑賞タグとかもダメなんだろうな…ってのはなかなかカルチャーショックだった。入会せずにも内容を把握するキセル状態の人ができるからダメ、ってことらしいんだが、今まで現場以外の有料コンテンツ(円盤とか)を入手せずに他人のレポで満足したことがなかったから、逆にその発想はなかったというか。私はむしろ若干ちらつかされた方が欲しくなる…けどこれはちょっと前に話題になったネタバレ可否問題ぽいな?私自身、オタクが口々にあれはヤバいと評するキーマスがどうしても見たくてチャンネル入会した民なのでそのへんうーんどうなんだろうよくわかんねえや。しかしコンテンツのレポがグレー的なこと聞いてうわ〜じゃあ私の日刊まとめも槍玉に挙げられたらこえ〜な!と思ったのでちょっと続けるかどうか考え中。消すかも。
 基本郷に入れば郷に従うけども、まあ他にもそんなん付き合ってられっかよ!みたいなのも散見するので最終的にはいや〜いろんなオタクがいるんだな〜棲み分け棲み分け、ってなるけど。これはもはやどこのオタクでもそうでしょ。細かいとこは個人の好みの問題なのでそれくらいの信仰の自由はあっていいんじゃない?わたしは現場のオタクの心はひとつになれない、マナーさえ守ってればひとつにならなくてもよくない?と思っている宗派なので……まあ…郷には従うんすけど…。

 とにかく今までいた界隈とオタクの毛色がけっこう違ったのもあって、まさかここまで深入りするとは思ってなかったな。まさに沼だね。気付いたらすげえ金溶けてたし。あれれ?基本無料のお金かからないジャンルだったのでは???ていうか逆にジャニーズのがチケ代以外の物価が安すぎるのだが???外海に出てありがたさに気付きましたありがとう。ペンラ2,000円弱、うちわ600円、写真160円は普通じゃないんだよな…。MSSPは早くフォトセを出してくれ頼む。絵柄確定で買わせてくれ。ガチャ商法に踊らされる1年だった。これからも踊り続けるだろうけど。いいぜ踊ってやろうぜ。程々に。財布と相談しながら。
 SMTもまさか多ステするとは思ってなかったな。初めてのSMTで。ドームコンと違ってホルツで会場数が多いからプラッといろんなとこ行きやすいのはあった。あと偶然CDJ2018と日程被ってたから札幌行けたのもあったな。あ〜プラッと札幌行きてえな!真冬とか!行けたとしても無事に帰れるかな!ハイタッチも最初は行かずに帰ろうと思ってたけどいざ行ったら楽しかった。未だにハイタッチのときの記憶がほぼないけど。いやハイタッチはした…はず…なんすけど…触った…気がする…触ったよな…?あそこで話せるオタクすげえ。あんなん頭真っ白になって止まらずに歩くだけで精一杯だわ…。

 そしてMSSP以外の実況も見るようになった。てかいざ沼飛び込んだらジャニオタフォロワーに実況嗜んでるオタク普通にいてなんだよ!沼落ちしたときドキドキして損したわ!!MSSPだけでもコンテンツ量が多くてマシュマロにオススメもらってる(本当にありがとうございます)のに全然見きれてなくてヤバいんだが。いまチャンネル登録してるMSSP以外の実況者はタイショウさん牛沢さんフジさんヒラノ課長さん。タイショウさん以外はニコニコの方は全然見れてない。もう本当にどこ行ってもコンテンツ量がやばい。これ死ぬまでに見終われるのか…???
 というか実況イベントとかニコニコのイベントとかの情報を見る感じだとまたこれカテゴリ内の中心からちょっと外れたところにハマったパターンだな?いつものやつだな?エイトからジャニオタになったときとなんかおんなじだぞ?なんだこれ好き〜!ってハマって周り見たらメインストリームじゃなかったっていういつものパターンだぞ?やったぜ。

 しかしMSSPを知れば知るほど、私はおじさんたちがイチャイチャしてるのが好きだな〜!とつくづく思う。おじさんというか男の子たちがいくつになっても仲良くキャッキャしてるのが好きだ。三十路になっても童心を忘れない男の子たちが時折ケンカしたりしながらギャハハ笑い転げてる様を一生見ていたい。まさに三十路少年で、気がつきゃ30過ぎじゃな〜い!って感じで。
 仲良しなのを見るのが好きだけど、わざとらしくイチャイチャされるのもなんか違うし、むしろ程々に内輪で盛り上がっちゃってるくらいが好きかもしれない。シンメが大好物なので阿吽の呼吸とか最高。数年前にV6井ノ原くんがテレビで発した「おじさんがイチャイチャしてると売れるんで!」が一時期流行ったが、まさにそれ。そう考えるとゲーム実況集団ってすごくない?仲良し男の子たちが延々ゲームしてギャハギャハ笑い転げてるのをずっと見ていられるんですよ。なにこれ天国?サイコーじゃん?これを求めてたんだわ。エイトがマリカーCMやってたとき、NACSがNintendo SwitchのCMやってたとき、ノーカットで見たくて仕方なかったもんな。いやあれだってゲーム実況なのでは!?えっエイトのマリカー実況フル尺で見たい!!!
 それでもやっぱ見てる中でMSSPが一番かなあと思うのは、音楽活動も並行していてゲーム実況と両方味わえる、一粒で二度美味しいところだろうか。私は関ジャニ∞とCUEのおかげで、歌にダンスにバンドにトークに芝居に、要素てんこ盛りライブじゃないと満足できない体になってしまっていたので、MSSPのマルチ性がそれを満たしてくれた。むしろよくこんなワガママを満たしてくれるものがこの世にまだあったな!?という感じだ。二の線も三の線もいけるなんてサイコーじゃん!?サイコーです。
 あとどこか反骨心漂うグループカラーにどうしても惹かれる。MSSPなら「やけくそ」「カオス」と表現されるもの、エイトならTokyoholicで大々的に掲げている東京への反発感、何というか、そこがどうにも好きなのだ。M.S.S.Planetの「此処にいる限りは 俺の勝ち」のフレーズが好きで仕方ない。表立ってマジョリティに噛み付いていくのもいいけれど、肉を切らせて骨を断つ方が好きだ。

 ハマって調べるまで全然気にしてなかったけど、どんどん北海道出身の推しが増えていくの本当に面白い。本当に偶然だから!偶然なんだけど最近最俺も見始めたからどんどん北海道出身の推しが増えていく!なぜ!?最俺は毎冬あの平岸高台公園で実写動画撮ってるしちょくちょくNACSネタ混ぜ込んでくるしヒラノ課長さんはバキバキの藩士すぎて面白すぎるしどんどん北海道ローカルネタに詳しくなっていく。住んだことないけどテレビ局の系列が全て分かる。というかニコニコ文化が北海道出身者によって支えられすぎでは!?ミクちゃんとか作ってるクリプトンも北海道だしな。実況者だと幕末志士さんも北海道在住らしいのでマジ北海道やべえ。北海道大好きなんだけど好きになるポイントが全体的に動機不純なので一般人と北海道旅行行けない。雪の時期とか平岸高台公園でしばらくはしゃいで時間過ぎるじゃん!?一般人どこ行くの?富良野とか?えてか最俺のオタクは聖地巡礼として平岸高台公園に行くの?

 まあ沼に落ちてもがいてるうちに一年過ぎてしまったわけだが、段々と落ち着いてきて他の趣味と並走させられるようになってきて、やっと馴染んできたところだろうか。沼落ちして劇的に変わったこととして、ゲーミングPCを買ったこともある。ちょうど自分専用PCが欲しかったのとゲームがしたかったのとで自分で組んだ。いやー楽しかったな。それまでスマホゲームはやってきたけど、ゲーム機を買わない方針の家庭だったのもあって、本格的にゲームをするようになったのは大きな変化だった。めちゃくちゃ時間が溶けるから制限するようにしてるけど。Minecraftとかちょっと弄ろうとしたら3時間溶けてるからまじでやばい。時間泥棒すぎるわ。
 あと大きな変化として、妹を沼に落としたのも大きい。妹の方が先にゲーム実況自体見てたんだけど、SMT大宮にチケ代こっち持ちで来てもらったら予想斜め上の沼り具合で正直若干引いてる。いや、とてもいいと思います。元々だいたいいつも同じジャンルにいる妹だったからツボも近いだろうしハマってくれるんじゃないかな、という期待を込めて現場誘ったところはあったけど、いや、それにしても。こえーよ。ハマる速度が。丸すば寄り丸山担が暴走寄りあろま推しになっててお前ツボ分かりやすすぎやろってめちゃくちゃ笑ったんだけどよく考えたら私も推し自担みんなべしゃりだったよ。ツボ分かりやすすぎだね。ブーメラン。

 ただ新しいジャンルに踏み入れても、今までの信条を活かせる部分はあるな、と分かって楽しい。一番役立っているのが「推し自担の全てを追わない」こと。全て追う忠誠こそがオタク、みたいな考え方は既に捨てていて本当に良かった。取捨選択してたってオタクって名乗っていいんだ、っていう呪いからの解放が済んでて良かった。供給過多でパンクしてたかもしれない。あと「ステージを降りたら深追いしない」っていうのもこれからも大事にしていきたい。これだけは忘れたくない。本人が切り売りしてくれる以上のオフを求めてはいけないな、という個人的なオタクルール。あと、界隈をどうこうしようとか、頑張らない。あくまでいちオタクなので、ね!

11光年クエストと私

11光年クエスト

11光年クエスト

  • M.S.SProject
  • アニメ
  • ¥200

 11光年クエストを聴くたび胸を焦がすようになったのはSMT2018を終えてからである。それまでは、円盤リリース前後は昨年PEFで初めて生で見たWAKASAGIに心奪われており、そこからM.S.S.Phoenix(ベスト盤)の再録版との差異だとかを味わうので精一杯な状態で、初聴で十分に咀嚼することができず3月の横アリでの披露でもPEFのWAKASAGIほどの衝撃を受けることはなかった。
 SMT2018のOPアクトの冒頭が11光年クエストの1番部分であった。自分が入る日の前からレポや感想で11光年クエストやるらしい、という情報は洩れ伝っていたので、なるほど確かにMSSPの曲の中では比較的テンポ的に踊りやすそうだ(MSSP曲は基本的に踊るには速すぎる)、と納得していた。実際今回のOPアクトは11光年クエスト以外にも全体的に演出がとても好みだったのだが、だからこそその今すぐにでも円盤で何度も何度も脳内再生できるくらい覚えるまで延々リピりたいOPアクトの導入を担う11光年クエストにエモさが蓄積されていくのである。いわばパブロフの犬である。このイントロが流れたらあのステージが始まる、1番が終わったらハケていってしまう、音源を聴くだけで情景が脳内に蘇るほどあのアクティングが良かったのだ。
 11光年クエストはFB777ソロ曲扱いだったので、SMT2018のOPアクトで踊る、と聞いてソロ曲なのに?という疑問もあった。担当の欲目というものもあるのだが、OPアクトの振り付けもこれはFBセンターなのでは!?と思えるものだった。いやMSSPにセンターという概念はないのだが、それでも主人公のような、この人の世界に飲み込まれてしまうような、PEFでWAKASAGIを初めて生で見たときの感覚を再び味わうことができたのだ。この空間ではこの人が絶対神なのではないかという恐怖を抱かせてくる、という点では「主人公」という捉え方は適切ではないかもしれない(ストーリー上早々に拉致られる主人公ってどうなのよ)。ただ強烈な精神の一体感というか、視点を乗っ取られるような感覚が、世界の中心であるかのような錯覚を感じさせてくるのだろうか。いや推しだからだなこれは。もはや推しだからそう見えるのか、そう見えるから推しているのかよくわからない。引力がある。
 サビのコーラスをKIKKUNが担当している点もこの曲の好きなところである。そしてOPアクトでソロ曲なのに全員で踊っているというところがまた好きなのである。もしソロダンス演目だったとしたらここまでツボにはまっていなかったかもしれない。私の推しはFBだが、あのグループ4人の関係性が非常に魅力的でそこが好きなので、あくまで仲間といる推しを見たいのだ。思えばTAKATSU-KINGはあまり好きではないのだが元気魂のLOVE&KINGは楽しめた、ということもあった。まああれ正確にはKINGと他メンバーなので村上くんいないんですけどね。

 SMT2018のOPアクトで使われていなければ、ここまで中毒のように11光年クエストに魅了されることはなかったかもしれないわけで、多様な演出で楽曲を多面的にアピールしてくれるライブというのは非常に楽しい。同じ曲でも違うセトリなら見えるもの聴こえるもの感じるものも違うかもしれない。バンド形式とダンス演出でもまた感じ方は違うし、その見せ方の種類を多く持っているほど私は素晴らしいと思う。ここは見る人次第かもしれないが。
 何事もハマるときというものにはタイミングがあると思う。どこで触れるか・どのように触れるか、という楽曲のアプローチ法というものもあるが、自分自身の精神的な波、生活環境、その他諸々、それまでただ知っている状態のコンテンツでもあるとき突然ガチッとハマることもあるはずだ。知っているもの、良いと感じるもの、好きなものが増えることは楽しい。きっとこれから来るだろうというそのタイミングを待つために、常にいろいろなものに触れて、種をまいておくことも大事かもしれない。